それがK'sデンキ

数年前の記事です。
現在機種交換では含まれないサービスが描写されています。
 
 
リクエスト頂きましたので、最近の私とK'sデンキについて報告致します。
自分のセミナーを振り返るためにビデオカメラを買いに行ったのです。
お一人様1点限りのセットを購入し、待ち合わせ時間も迫っていたので店を後にしようとしたところで、買って間もないiPhone6sのバッテリーが死にかけていたことを思い出し、スマホゾーンに立ち寄りました。
 
するとさすがK'sデンキ、一味も二味も違う親切すぎるお兄さんばかりじゃありませんか。
 K'sデンキオーディションがあるとしか思えません。
しかしながら私、スマホについて語り合う場合に必要な共通言語のほとんどが意味不明。
いつ買ったか、どんなプランを申し込んだのかも覚えていない。
スマホからサイトにアクセスしようとするがうまくいかない。
暗証番号?おーえす??
 
そのたびにお兄さんは「拝見します」とスマホを取り上げて確認。
その時!あまりにも衝撃的な事実が判明しました。
その携帯を購入したのは2018年4月。(この記事を書いていたのは2019/2)
 
「お客様、こちらの携帯電話。初期設定がされておりませんね。」
「えー!!だから色々アクセス出来なかったんだー!」←何ヶ月経ってんだよ。
「とりあえず今、契約内容とか見るところを開きたいので設定しましょう!」
ここからはお兄さんのいうがままにする私。
 
「だめだ、ギリギリだ、もう世の中が私にとってギリギリだ。」弱音を吐く。
「大丈夫です、暗証番号決めましょう、それから絶対にメモしましょうね、忘れますからね。」優しく励ますお兄さん。
その操作中にもどんどん減るバッテリー、修理も含め色々検討したものの、もう限界だなぁ、やっぱ機種変しちゃおう、となった。
 
iPhoneでなければまだ安くできますね」
Macと連動させてパワポの操作に使ったりしているんで…」
「あっ、そこは…そうなんですね。」←出来ることとできない事のバランス悪いよおばさん、という悲しい目つき。
 
キャリアを乗り換えての機種変を決意した私、しかし待ち合わせの時間は迫る!
散々話が通じないわ使いこなしてないわの身分で私は言い放ちました。
 
「人を待たせているので、最短でお願いできます?」
 
「わかりました、最短でやりましょう。」←目力
「私色々移行できるかなー」
お兄さん話しながらもラインをスムーズに移行するための操作を並行(もうこの客に説明はしない、そんな時間は残されていない!)
「新しい携帯ではIDとパスワード入れたら全部まるまる移行してますから。」
「カバーとかも選びたいんですよねー。」
お兄さん我慢強い、顔色ひとつ変えない!
お兄さん我慢大会みたいだ!
「ひとまず確認して頂くまでの作業に数分かかりますから、その間にお選びいただきます!お荷物はこちらへ!」と、身軽にした私を売り場に案内し、保護シートの選択のコツを説明し走り去るお兄さん。
「基本、強化ガラスです!」
私がカバーを選んでいる間に確認のため、2度売り場とデスクの間を走るお兄さん。
「お客様ひとまずお戻りください!」
戻る、説明、確認、サイン、
「お客様次の確認までまた数分あります!またあちらへ!」
戻る、選んだ!掴む、席に戻る!
「お手続き完了いたしました!思ったよりお時間かかってしまい申し訳ございません。」
 
ここまで30分…
それがK'sデンキ。

LCC珍道中

いま、東京5往復の2回目が終わったところです。
全部JAL ANAで行ってたら贅沢な事になるので、今回は全便成田でLCCを利用しています。
 
 お手頃価格をありがとうLCC
 
前回はLCCの時間感覚に慣れず、1番最後に駆け込みするという、迷惑パッセンジャーでした。
(ミスターアルベルトはいい仕事をしてくれました。)
その後はその学びを活かし、早め早めの行動で食い気味に搭乗しています。
 
ところがLCCは更に私を試して来ますよ。
 
今回も順調に30分以上前に搭乗口へ。
 
みて!優等生でしょ!
すまし顔で待っていると、ハッキリと私の乗る便が「まことに勝手ながら搭乗口が変更になる」と、女性の声でアナウンスされたではありませんか。
 
その搭乗口は今いるところから2階上であり、このアナウンスは搭乗時間の10分前に流れました。
待っている多くのお客さん達は全く反応していない。
 
え?みんな新千歳じゃないの?
 
同じ計量済みのシールつけてるのに何その落ちつきっぷりは。
その荷物は7キロ以内でしょうが!(それは関係ない)
 
音楽を聴く人、スマホをいじっている人、ビールを飲んでいる人も。
搭乗時間に鬼ほど厳しいLCCだよ!?呑気にしている場合!?
 
誰も動き出さないので、私は静かな集団の中から立ち上がり、係のお兄さんに聞きに行きました。
すると私の動きをみて二人の男性もやってきて、今のアナウンスは本当なのかと聞いてきました。
よかった、私の空耳ではなかった。
 
お一人が私に、俺の聞き間違いかと思ってさ…と苦笑いしてきました。
おじさん、私はアンドロイドの集団の中で血の通った人間にやっと出会えた気持ちです。
 
係のお兄さん、絶対に一緒に聞いていたはずなのに、え?そんなこと言ってました?という反応で電話で確認。(やはり我々人間にだけ聞こえる声だったのか!?)
 
結果、「ご搭乗口に変更はありません」と爽やかな笑顔。
まことに勝手ながら、変わってない搭乗口を変えてアナウンス。
 
そして全く反応しないたくさんの客。
LCCあるあるなのか?
こんな程度はクールに受け流すのが、LCCツウなのか?
 
私達3人は正常性バイアスかからないタイプだ。何かあれば生き残れるはずだ!
まだまだLCCの旅は続く。

機長アルベルト

今回の東京通いは、お手頃価格のLCCで成田に降りています。
私は今まで羽田しか利用した事がなくドキドキでした。
 
 その初日から、台風で条件付きの運行となってしまいました。
着陸できなければ千歳に戻るとのこと。
LCCの短くも厳しい搭乗時間に驚きつつ機内へ。
(トイレに行っていて乗れないところでした)
 
「当機の機長はアルベルト」とのアナウンス。
ミスターアルベルト、貴方はどんなアルベルトなんだい?
面倒事が嫌いな、すぐに諦めるアルベルトなのか、障害があった方が燃えるチャレンジャーアルベルトなのか。
 
少々ヤンチャでも構わない、チャレンジャーアルベルトであってくれ。
結論、チャレンジャーアルベルトでした。
 
機内はかなりの揺れで、手元にアノ紙袋を掴んでいる人もいるくらい。
私も過去にやはり台風で、エチケット袋5枚設置されているJALに乗った事があったけれど、あんなどころの騒ぎじゃないほど揺れました。
私も初めて飛行機で酔いましたもの。
 
着陸に備えて高度を下げて行くと、揺れはどんどん激しくなり、これ着陸できずに引き返すとしたら、私も吐くなと思いました。
頼む!アルベルト!なんとしても着陸してくれ!!
アルベルトならできるはずだ!!!
 
揺れはどんどん激しくなる。
機内で「キャ!」と声が上がる。
 
そんな中、隣の外国人はスマホの単語帳で日本語の勉強を続けているではないか。
吐き気を堪えて覗くと、嘘みたいだが「落ちる」と言う言葉が。
 
今それどんな気持ちで見てるんだよ。
と、唐突に叩きつけるような激しい着陸!
逆隣の女性は前の席のヘッドレストにもんどり打っていた。
 
私は咄嗟に手が出て突っ張りの姿勢に。
私はこういう時、腕を折るタイプだなと思った。
その時も外国人はスマホ単語帳をひたすらめくっていた。
もうその頃にはどんだけ日本語が話せるのか知りたくなって、話しかけたくなっていましたよね。
 
なにはともあれ無事到着、ミスターアルベルト本当にありがとう。
 
成田空港はすごくエキサイティングだった。
全身タトゥーでものすごい露出のオネーサンが床に寝っ転がっていたり、通路で女性が着替えをしていたり、機長の制服のままでミニストップで缶ビール買ってたり、羽田では考えられない世界がそこかしこに!
 
あの缶ビール機長、アルベルトだったのかもしれない……。
お疲れ、アルベルト。(んなわけあるか)

K's電気マンセー

我が家はケーズデンキでしか家電買いません。
 
ポイントで客を縛ることをせず、現金値下げ。そして、いつ行っても接遇がよい。
 修理対応もバッチリ。
 
先日、とうとう15年使った洗濯機が壊れまして、買い替えとなりました。
時期的にドラム式最安値の時期とはいえ、デザインの選択肢が無いのが残念でした。
 
15年使った洗濯機はAmway製。当時ドラム式で高性能はこのメーカーだけでした。
Amwayのシンプルなデザインに近いのはPanasonicのCUBEシリーズでしたが、性能がちょっと惜しかった。
 
機能に納得の洗濯機を「全然デザインが好きじゃないのが難点ですね。」と腕組みを崩さない私に、更なる値下げをしてくれまして、交渉成立となりました。
 
15年間一緒だった洗濯機とのお別れはさみしかった…。
私達で外して、綺麗に拭いて、なでなでして迎えを待ちました。
 
ケーズデンキの配送専門のイケメンお兄さん2人が爽やか笑顔で到着。
「15年間一緒だったので…。寂しいですね。」と言う私に、お兄さん達は「よし!大事に運ぼう!」「おぅ!」と、優しく運び出してくれました。
 
お兄さん「洗濯機は1日1回計算で、約7年は持つように作られているんです、どのメーカーもそこは同じです。15年は本当にがんばってくれましたね…。」←お坊さんのコメント風
私「やばい、泣けてきた。」洗濯機にありがとうありがとうとタッチング。
お兄さん「大事に運びますからね。これからは新しいPanasonicの洗濯機を可愛かってあげて下さいね。」
私「はい。ありがとうございます。」
 
ただの洗濯機の配送でこのハートフル感なに。
それがK'sデンキ。

イオンの男たち

下半身のシルエットが若干変化して来たので、すっきり着られるボトムスを探しに、ここ数日発寒イオンに行っていました。
 
行き先はもちろん平民の強い味方ユニクロ
 一応まだまだ変化して行く予定なので、プチプラに助けてもらいます♪
 
行ってみたのは日曜の昼間と平日の夜。
日曜のイオン店内広場のベンチは「お父さん置き場」ですね。
老若様々な男性が、妻の買い物袋を管理しつつ時にはベビーカーを揺らしながら、スマホを操っています。←皆様一様にお疲れの表情
ユニクロの試着室でも、各個室の前のオットマンには妻の買い物袋を管理しつつスマホを操る夫達が。
 
そしてここにはそれぞれの妻に合わせた対策があり、また面白い!
 
かなりの無表情ぶりで座っているのに、試着室が開くと素早くスマホから顔を上げ「いいねぇ!←ニッコリ」を繰り返す、全く否定語も出ない代わりに見ている時間も超短い「出て来るの楽しみに待ってる様に見せるの上手い型」
 
無表情を貫き、「さっきと何か違うの?」「大差ないって。」を繰り返し、最終的に「両方買いなよ。」とプチプラならではの解決策で帰宅を急ぎたい「この旦那に見てもらう必要あるのか疑問型」
 
夫自身は全くオシャレではないのだが、妻に合わせた学習をしており、「さっきの方がテーパード感が良かったよ。」などと今のファッション用語を挟みながら、都度立ち上がって見てあげる「妻の関心事に寄せる努力をしている型」
 
ひたすら走り回る我が子を怒っているだけで、全く妻には関心を示さず、妻の方も心得たもので全く扉を開けない「なんで試着室の真ん前までついてきたのか聞きたい型」
 
興味深いのは、どの夫も自分は全く試着している様子が無いこと。
妻のボトムスの裾上げが数時間待である事を確認して共に去って行く…。
まだまだ帰れないね、頑張れ!
 
夫達はユニクロで服を買わないのか!?プチプラは妻だけなのか!? 
 
その答えは平日の夜にありました。
平日の夜のユニクロ試着室は、お一人様の男性客が「迷わず掴んだボトムスを片手に」次々とやってきて、さっさと裾上げのピンを打たれ、出て行く。けっこうな人数だ。
 
平日の夜の裾上げ待ち時間、20分。←言われたより早く取りに行ってもできてるし。
 
なぜ商品を選ぶのがそんなに速いのか。ここからは仮説だが、おそらく彼らは妻の付き添いをしつつ、目星だけつけておくのではないだろうか。
そしてあえて混雑した店内で子供を見張りながら試着し、すでに裾上げに2時間も待つ事が決まっているのに、これ以上本数を増やしたくない、月曜日に疲れを残したくない一心で努力し、自分の買い物は平日の夜仕事帰りに済ませているのではなかろうか。
 
ジャパニーズ、カゾク、サービス。愛がなきゃできませんね。
 
女性は買い物と言う行為自体を楽しいと感じるから、その時間を愛する人と共有したいのですよね。
男性は買い物は目的を達成するためのタスクの一つに過ぎないから、要領よくこなせる状況の時に合わせて達成させるだけ。
 
妻に同行している時は買い物と言より、同行者としての意識の方が高いのではないでしょうかね。妻が喜ぶからね。
 
うちは滅多に一緒に買い物に行きません。
たまに行っても食品や日用品のみ、それもかなりの速さで済ませます。
試着を要する様な買い物は各自好きな時にゆっくり、気ままに。

優勝するまで話できない

深読みしすぎの超どうでもいい話です。
 
先日オペ中に執刀医の携帯が鳴りました。
その場合外回りをしている看護師が代わりに出る事になる訳ですが、この伝言ゲームがけっこう面倒なんです。
 
 この日はまずウチの病院の交換でした。
「〇〇大学サッカー部の〇〇さんからお電話ですが、繋いでよろしいでしょうか?」
 
わたしはすぐにそのままを執刀医に伝えたところ、執刀医がかなりイラついた様子で電話口に本人だと勘違いしたのか「また手術中にかけて来やがって!なんか用事があるなら郵送しろ!!」と大声で怒鳴りました。
 
しかしわたしはそれを、
この先生普段はすごくいい人なのに、こんな事でここまで怒るのめづらしい。
相手は〇〇大学サッカー部の人。
これは怒っているフリして粋な一言のパターンじゃないかしら?(コンマ数秒の判断)←べつに今までそのパターン出して来たことない。
 
と、独自に判断したところ、聴覚にまで異常をきたしまして、交換の人に対して改まった口調で、
 
「今先生は手術中で電話に出られませんので、用事がございましたら優勝して下さいとお伝えください。」と伝えました。
 
執刀医は慌てて、「郵送だ!郵送!」
助手達は「〇〇先生に用件を伝えるのにはまず優勝しないといけないなんてハードル高すぎでしょー!」と大笑い。
交換の人も声にならないほど笑いながら、「郵便の郵送でお伝えしてよろしいですね?」と。
執刀医はイラつきながらも、「まあ、優勝でもいいけど。」と小さな声で言っていました。
 
後に同僚に、
用事といえば郵送でしょう、用事と優勝結びつかないもんね。深読みしすぎ!と笑われました。

一人エクソシスト2020

注意)死ぬほどくだらないのに長文です
 
わたし過去に一度だけ、幽霊見たことあるんですよ。
道南のとある城跡近くの(復元城あり)旅館に泊まった時でした。
その旅館のウリである、お城がよく見えるお部屋。
 
入って間も無くから、かの有名なラップ音を聞きまして。
就寝後には益々激しくなって。
 
そりゃあ凄かったんですよ、パシーン!パシーン!って、金属のぶつかり合う様な重ーい音。
その後に、着物の柄までくっきり見える男性の霊を見たわけなんです。
 
絶叫でした。
後で聞いたら、その旅館、城を見つめる武士の霊が出ることで有名だったのです。
 
そんな経験が邪魔をしました・・・・。
 
今年の秋から、仕事の関係で夫と寝室をチェンジしたのです。
元夫の寝室はボイラーの上。
 
元日の夜中、ふと目が醒めるとあの音ですよ。
パン!パン!(ええ、道南のあれに比べたら、くぐもったような、短い音でしたよ?だけど出てくる人によって違うのかと思ったわけですよ)
 
まさか…
●●旅館の夜が蘇りました。
 
音は段々激しくなっていきました。
その節は他人の敷地、しかし今は話が違う!
ここは我が家だ!
侵入はゆるさない!!!
 
「うるせぇ!」←わりに大声
ガバリと起き上がるや一階に降りた。
 
と、偶然にも音がすっかり止んだんですよ!(ええ、ボイラー停止のタイミングなんです)
 
確実に、わたしを意識して隠れやがったと判断←誰がだ
相手の動きを止めずに把握するためにも電気はつけないわ!←なんの根拠もない
 
暗闇でこれ以上ない迫力で(仁王立ち)私は言った。
 
「出てこい。」
 
もちろん何も出てこないですよ、ええ。
しばらく待っていたけど全く音がしない。
気のせいかゾワゾワと寒気が…(ボイラー止まっているから)
 
このまま奴を(誰だ)許す訳にはいかない!
祓う!!!!
 
深夜2時すぎ、両手をパーン!パーン!パーン!パーン!!!!
盛大に叩きながら、暗闇を歩きまわる!
「出て行け!出て行け!」
最強の気迫を込めて大声を出しすわたし。
 
当然ですけど、夫起きますよね。
「え、何?何?」
わたし、凄い迫力のまま言いましたよね、
何かいる、(でも大丈夫だ俺が祓った)ってね。
 
「それボイラーに連動してる建材に響く音だから。ずーっとしてるけど何を今更。」
眠そうな夫がだるそうに言う。
 
え?
その後温度が設定温度まで下がったと見え、静かにボイラーが作動。
 
と、ボイラー近くの洗面台の床が、パン、パンと短く鳴り出した…
悪霊….ではなく、温度変化による家鳴り…?
 
深夜2時過ぎ、お化けを信じ、なんの根拠もない気迫だけのお祓いを行う46歳の元日…
後日友人に話したら、
「太郎だから慣れてるからいいけどさー、普通なら病院連れて行かれるレベルだよそれ。」
と言われ、
 
トレナーには、
「話を総合すると気迫のみ、なんの修行をした訳でもないのに。」と大笑いされ、
「泥棒にはこの人ヤバイって事で効果ありそうですけど、悪霊だったら怒らせてますよ。」と言われました。
 
ですよね。
なぜ勝てると思ったのか謎。
そして今も鳴ってます。
こんな2020年の始まり…今年もよろしくお願いします。