イオンの男たち

下半身のシルエットが若干変化して来たので、すっきり着られるボトムスを探しに、ここ数日発寒イオンに行っていました。
 
行き先はもちろん平民の強い味方ユニクロ
 一応まだまだ変化して行く予定なので、プチプラに助けてもらいます♪
 
行ってみたのは日曜の昼間と平日の夜。
日曜のイオン店内広場のベンチは「お父さん置き場」ですね。
老若様々な男性が、妻の買い物袋を管理しつつ時にはベビーカーを揺らしながら、スマホを操っています。←皆様一様にお疲れの表情
ユニクロの試着室でも、各個室の前のオットマンには妻の買い物袋を管理しつつスマホを操る夫達が。
 
そしてここにはそれぞれの妻に合わせた対策があり、また面白い!
 
かなりの無表情ぶりで座っているのに、試着室が開くと素早くスマホから顔を上げ「いいねぇ!←ニッコリ」を繰り返す、全く否定語も出ない代わりに見ている時間も超短い「出て来るの楽しみに待ってる様に見せるの上手い型」
 
無表情を貫き、「さっきと何か違うの?」「大差ないって。」を繰り返し、最終的に「両方買いなよ。」とプチプラならではの解決策で帰宅を急ぎたい「この旦那に見てもらう必要あるのか疑問型」
 
夫自身は全くオシャレではないのだが、妻に合わせた学習をしており、「さっきの方がテーパード感が良かったよ。」などと今のファッション用語を挟みながら、都度立ち上がって見てあげる「妻の関心事に寄せる努力をしている型」
 
ひたすら走り回る我が子を怒っているだけで、全く妻には関心を示さず、妻の方も心得たもので全く扉を開けない「なんで試着室の真ん前までついてきたのか聞きたい型」
 
興味深いのは、どの夫も自分は全く試着している様子が無いこと。
妻のボトムスの裾上げが数時間待である事を確認して共に去って行く…。
まだまだ帰れないね、頑張れ!
 
夫達はユニクロで服を買わないのか!?プチプラは妻だけなのか!? 
 
その答えは平日の夜にありました。
平日の夜のユニクロ試着室は、お一人様の男性客が「迷わず掴んだボトムスを片手に」次々とやってきて、さっさと裾上げのピンを打たれ、出て行く。けっこうな人数だ。
 
平日の夜の裾上げ待ち時間、20分。←言われたより早く取りに行ってもできてるし。
 
なぜ商品を選ぶのがそんなに速いのか。ここからは仮説だが、おそらく彼らは妻の付き添いをしつつ、目星だけつけておくのではないだろうか。
そしてあえて混雑した店内で子供を見張りながら試着し、すでに裾上げに2時間も待つ事が決まっているのに、これ以上本数を増やしたくない、月曜日に疲れを残したくない一心で努力し、自分の買い物は平日の夜仕事帰りに済ませているのではなかろうか。
 
ジャパニーズ、カゾク、サービス。愛がなきゃできませんね。
 
女性は買い物と言う行為自体を楽しいと感じるから、その時間を愛する人と共有したいのですよね。
男性は買い物は目的を達成するためのタスクの一つに過ぎないから、要領よくこなせる状況の時に合わせて達成させるだけ。
 
妻に同行している時は買い物と言より、同行者としての意識の方が高いのではないでしょうかね。妻が喜ぶからね。
 
うちは滅多に一緒に買い物に行きません。
たまに行っても食品や日用品のみ、それもかなりの速さで済ませます。
試着を要する様な買い物は各自好きな時にゆっくり、気ままに。